レーザー方式とインクジェット方式の違いは?
複合機には、トナーを付着させてプリントするレーザー方式と、インクをノズルから噴射してプリントするインクジェット方式があります。
一般的に、レーザーはビジネス用に、インクジェットはパーソナル用に使用するケースが多い。
価格は、レーザーはインクジットに比べ高く、インクジェットは安い。

レーザー複合機 インクジェット複合機
■レーザー方式とは
・感光体(ドラム)にレーザーを照射し帯電させる。
感光体の帯電した部分にトナー(黒鉛の粉)を付着させる。
・感光体上に出来たトナー画像は、逆電圧をかけた転写ロールを使い用紙に転写する。
その後、熱によりトナーを溶かし圧力を使いトナーを定着させる。
・一度に一枚を印刷するのでページプリンタと呼ばれることもある。印刷速度が紙のサイズにほぼ影響しない。
カラー印刷は、重ね刷りで実現する。
・企業向けの複合機ではレーザー方式が大半である。
■インクジェット方式とは
・用紙に液状のインクを吹き付けることによって文字を印刷するタイプのプリンタのことである。
細かいノズルからドットごとにインクを吹き出して印刷する。
・現在、個人向けのプリンタで現在最も広く普及している方式である。
・インクジェットプリンタにおけるインクの吹き出し方法には、圧電素子(ピエゾ)を使って押し出す方法と、インクを熱して沸騰させ、その圧力で吹き出す方法(バブルジェット)とがある。
インクを吹き出す機構は各社で異なっている。
■レーザー方式とインクジェット方式性能比較
・レーザー方式
普通紙にトナーを熱で蒸着するため、文字などの定着性が良く、解像度も600〜1200dpiと高い。
インクジェット方式に比べ、高品質でプリントも高速であり、動作音も静か。
しかし、装置の重量や体積が大きく、電力の消費も大きくことが難点。
・インクジェット方式
用紙にインクを噴射して文字などを印刷する方式で、色んな用紙に印刷できる。
インクを使用しているため、用紙がにじむなどビジネス用には適さない場合がある。
レーザー方式に比べ、印刷時の音が小さく、機械を小型化することができたり、品質の良い印刷ができたりするという特徴がある。
写真に近い高い画質が得られるプリンタも出ている。
■レーザー方式とインクジェット方式コスト比較
・レーザー方式
トナー、感光体が消耗品として必要です。
モノクロ機の場合は、黒1色ですが、カラーの場合は、シアン・イエロ・マゼンタの3色が必要です。
また、感光体(ドラム)も方式により1つか各色必要となります。
複合機の場合、トナーキット方式ではトナーや感光体を購入することにより使用できます。
このカートリッジが使える期間は、修理・アフターサービス料金が含まれます。
例:ムラテックV-1250モノクロ複合機
ドラム/トナーカートリッジ 40,500円:A4判標準原稿(黒字率6%)約4,800枚 1枚当たり@8.4円
カウンタ方式の場合、基本的にトナーやドラムは消耗品として基本料金に組込まれています。
また、故障修理・サービスの費用も含まれております。
例:ムラテックV-2850モノクロ複合機
基本料金3,400円/月(400枚までプリントが含まれます) 401枚〜 @8.5円
・インクジェット方式
インクが必要となります。
カラー複合機の場合は、ブラック・シアン・イエロ・マゼンタの4色が必要です。
故障・修理サービスは、1年間は無償対応ですが、それ以降は引取り修理などになります。
例:ブラザーインクジェットA4カラー複合機
ブラック:2,310円、シアン・マゼンタ・イエロー 各1,365円
メーカーでは、A41枚印刷で8.5円程度との表示をしています。
レーザーとインクジェットも1枚当たりのコストはほぼ同じです。
選択判断は、メーカー・機種によって異なりますが、目安として下記の基準となります。
プリント枚数が1000枚/月以上でビジネスで使用する場合>>レーザーカウンタ方式
プリント枚数が1000枚/月以下でビジネスで使用する場合>>レーザートナーキット方式
プリント枚数が数100枚/月程度で主に個人的に使用する場合>>インクジェット方式
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